“繋がる”の先に広がる世界の実現を目指して
テックファームグループでは、“繋がる”をキーワードに様々な事業や取り組みを行っています。コロナ禍で人々の直接的なコミュニケーションの機会が減ったり、分断が進んだりした中、ICTを使った新しい繋がりづくりに挑戦し、それによる事業創出も行ってきました。その取り組みについてご紹介します。
高品質な生鮮食品と消費者が“繋がる”D2Cサービス
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で、多くの飲食店が営業時間短縮や休業を余儀なくされ、青果の供給過多が起こりました。同時に、感染リスクを避けたい消費者が、混雑する小売店での“3密”に不安を覚えるようにもなっていました。
そこで、テックファームグループで農水産物流通ソリューションを手掛ける株式会社We Agriが、大田市場のプロの目利きが選んだ高品質な生鮮食品を購入できるECサイト「大田市場直送.com」を2020年4月30日に開設。
生鮮食品と消費者をICTで繋ぎ、食品ロス削減や生産農家支援に貢献しながら、消費者の新しいニーズに応えてきました。
また、同年9月24日にはシンガポール在住者向けの日本産生鮮食品ECサイト「Tokyo Fresh Direct」を開設し、入手が難しい高品質な日本産食品を、日本に訪問できなくなった現地の方々が手軽に購入できるようにしました。
今後は他の地域にも同様のサービスを展開し、往来が難しい中でも日本と海外を繋げながら、日本産生鮮食品の輸出事業にも貢献していきます。
運動したい人とフィットネストレーナーが“繋がる”
不要不急の外出自粛が求められる中、運動不足により健康管理に課題を持つ人が増えています。一方、トレーニングジムなどで教えていたトレーナーのみなさんの仕事の機会が減り、活躍の場を求めるトレーナーも増えています。
そこで、テックファームホールディングスの新規事業部門が、オンラインフィットネスサービス「LOOOM」を立ち上げました。運動したい人と、様々な個性を持つトレーナーを繋ぎ、自宅にいながら気軽にレッスンを受けられる場を提供しています。
レッスンではZoomを使い、双方向のコミュニケーションでトレーナーと参加者が時間を共有しながら、心と体の健康づくりを楽しむことができます。
今後は予防医学やリハビリなどにも活用できるプログラム開発を目指し、老若男女問わず幅広くご利用いただけるよう、トレーナーや参加者との繋がりを増やしていきます。
社員同士が“繋がる”場づくり
グループ各社では新型コロナウイルス感染拡大防止と感染リスク最小化のため、在宅勤務を併用し業務を行っています。
一方、出社のタイミングが合わず話す機会が少なくなったり、業務を超えた部署横断でのコミュニケーションの機会が減ったりと、社員同士で顔を合わせる機会が少なくなりました。
そこで、社員同士のコミュニケーション機会を増やすため、「おやつWeek」を開催しました。
「おやつWeek」は、社内のコミュニケーションエリアにお菓子を置き、その日のおやつを選びながら偶然集まった社員同士で話すきっかけづくりを目指した企画です。
「久しぶり!」と言葉を交わしたり、「この駄菓子懐かしい!」と一緒におやつを選んだりしながら、社員が“繋がる”場になりました。
テックファームグループは、これからも最先端の技術力や知見を磨きながら創造性を掛け合わせ、様々な産業・企業や個人に対して新たな繋がりを生み出し、それぞれの変革を後押ししながら広く社会に貢献できるよう努めていきます。