福井県初の5G実証環境「5G Base FUKUI」と協業を開始
5G活用のITビジネス・雇用創出、地元企業と連携したDX推進で地域活性化を目差す
ICTソリューション事業を手掛けるテックファーム株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長 千原信悟)は、本年11月29日より公益財団法人ふくい産業支援センター(福井県坂井市、理事長 東村健治)が提供する福井県内初の本格的な5G実証実験&サポート環境「5G Base FUKUI」との協業を開始します。XR・ドローンといった先端技術を活かした新たなビジネス創出を地元企業などと連携して行い、都市部と地域の人材交流を生みながら地域のDXを推進し、新規事業や雇用の創出による地方創生にも貢献します。
■地元企業などと連携した5G活用やDX推進による地方創生
「5G Base FUKUI」との協業においては、サテライトオフィスを「5G Base FUKUI」に開設します。最先端の環境でのアプリ開発や、地場産業や自治体などのDXサポート、XR・ドローンなどの先端技術を活かした新規事業の創出を地元企業と連携して行い、5Gの活用やDXを推進します。それにより地域に新たな雇用を創出し、地域活性化に繋げます。また、県内の大学や高等専門学校などとの産学連携による共同研究や高度IT人材育成を目指し、地域の技術力を強化しながら地域経済への還元や人材の活躍の場づくりを行います。
当社は地方でのフルリモート勤務も可能な体制を構築しており、都市部と地方の人材交流を生み出しながら、「人・モノ・コト」が行き交う場として地方創生を目指します。
サテライトオフィスを開設する福井県は「福井県DX推進プログラム」を策定し、デジタル技術を活用してくらしの質を一層高める「スマート福井」の実現を目指しており、生活・産業・行政の各分野におけるDX推進に取り組んでいます。本協業により、福井県の地域課題の解決や新たな価値創造に挑みます。
■テックファームグループのXR・ドローン領域の主な取り組み
テックファームグループは、モバイル黎明期にNTTドコモ「iモード」システムの開発に携わるなど、モバイルの発展と共に成長してきました。創業以来、多様な業種で蓄積してきたICTの知見とノウハウを活かし、農業流通などデジタル化で大きな変革が見込まれる産業におけるICTの利活用を支援してきました。昨今ビジネスでの活用で注目されるメタバースに関連したVRや3D技術をはじめ、先端技術を活かしたサービスの提案・設計から開発、運用保守までワンストップでの支援体制を整え、DX推進の共創パートナーとして、企業・社会の新たな価値創造と持続的発展に貢献しています。
・5G時代の新しいオフィスワークをコクヨと共同研究
本年2月にオープンしたコクヨ株式会社の働き方の実験場「THE CAMPUS」に整備された5G環境を活用し、次世代のオフィスワークに関する共同研究を行っています。
コクヨ製家具の3Dモデルを生成し、MR(複合現実)デバイスで体験可能にしたことで、これまで直接現地で見なければならなかった試作品などが、遠隔かつ複数人で同時に確認できるようになります。3Dモデルの生成は、グループ会社の株式会社ギャラクシーズ(東京都豊島区)が開発した特殊な装置で行いました。
(参考)2021年2月12日発表
・3Dモデルの生成から共有までトータルで提供
3Dモデルのデータ生成から、表示・共有できるWebサイトの利用まで一貫したサービスを開始。利用者は3D化したい物を送るだけでよく、生成された3DデータはECサイトへの掲載やMRデバイスでの表示も可能です。高いスキルやコスト、専用ソフトなどが不要で、簡単に3Dを導入できます。
(参考)2020年9月30日発表
・NTTドコモのドローン農作業支援システムでの活用
ドローンで農地の生育状況を確認するためのアプリとシステムを開発し、株式会社NTTドコモが提供するドローン農作業支援システムにて活用されています。
アプリによる自動操縦で農地を撮影し、システムでその写真を解析することで生育状況を確認できます。病害虫の早期発見や収穫量予測の精度向上など、人手不足の解消・畑の管理効率化に貢献します。
(参考)2019年9月17日発表
■5G実証実験&サポート環境「5G Base FUKUI」について
・提供開始日:2021年11月29日(月)
・設置場所:福井県産業情報センター(福井県坂井市丸岡町熊堂 3-7-1-16)
・通信環境:株式会社NTTドコモが提供する5G(3.7GHz帯)
・5G利用可能施設:ふくいDXオープンラボ、コワーキングスペース、スタートアップエリア
・5Gビジネス活用に関するサポート:ビジネスマッチングの推進や専門家によるアドバイスなど
■テックファームグループについて
1998年にインターネット関連のソフトウェア開発及びコンサルティングを主たる事業としてスタートしたテックファーム株式会社から、2015年に持ち株会社へ移行。社名の由来は、創業者がシリコンバレーで活躍する弁護士の高いプロ意識と専門知識に感銘を受け、「テクノロジーにおけるローファーム(弁護士事務所)になる」という発想から。NTTドコモ「iモード」のシステム開発をはじめとして、モバイルの発展と共に成長。業界を問わず蓄積してきたソフトウェア開発の経験・ノウハウを自社のソリューションとして昇華させることによって、ソフトウェア開発と自社ソリューションを併せ持つ特徴的なビジネスモデルを確立。ICTソリューション事業のテックファーム株式会社、カジノ向け電子決済ソリューション事業のPrism Solutions Inc.、農水産物輸出ソリューション事業の株式会社We Agri、AI・データサイエンス事業の株式会社ギャラクシーズ、リフォーム支援ソリューション事業の株式会社サンキテックと、それらを統括するテックファームホールディングス株式会社により構成。
【企業概要】
会社名 テックファームホールディングス株式会社
所在地 東京都新宿区西新宿3丁目20番2号 東京オペラシティタワー23F
代表者 代表取締役社長 CEO 永守 秀章
資本金 1,000百万円(2021年10月末現在)
従業員 260名(2021年10月末現在)※グループ会社含む
URL https://www.techfirm-hd.com/
会社名 テックファーム株式会社
所在地 東京都新宿区西新宿3丁目20番2号 東京オペラシティタワー23F
代表者 代表取締役社長 千原 信悟
設 立 2015年
資本金 100百万円(2021年10月末現在)
URL https://www.techfirm.co.jp/
※記載の商品名、サービス名及び会社名は、各社の商標または登録商標です。
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